
ブランドの“軸”を作ろう!コアバリューの見つけ方と活かし方
企業が成長し、競争が激化する中で、ブランディングの重要性はますます高まっています。
しかし、ブランディングを効果的に行うためには、まず「コアバリュー」を明確にすることが不可欠です。
コアバリューとは、企業が持つ価値観や信念、そしてその根底にある「軸」のことを指します。
このコアバリューがしっかりと定まっていると、ブランドの一貫性が保たれ、お客さまに強い印象を与えることができます。
そこで今回は、コアバリューの見つけ方と、それをどのように活かしていくかを詳しく探っていきたいと思います。
目次[非表示]
- 1.コアバリューとは何か?
- 1.1.例としてのコアバリュー
- 2.コアバリューの見つけ方
- 2.1.企業の歴史を振り返る
- 2.2.ステークホルダーの意見を集める
- 2.3.競合他社と比較する
- 2.4.自社のミッションとビジョンを確認する
- 2.5.コアバリューを言語化する
- 3.コアバリューを活かすためのポイント
- 3.1.コミュニケーションの一貫性を保つ
- 3.2.社員教育に取り入れる
- 3.3.意思決定の基準とする
- 3.4.顧客との関係構築に活かす
- 3.5.成果を評価する
- 4.まとめ
コアバリューとは何か?
コアバリューは、企業が活動する上での基本的な信念や価値観です。この価値観は、企業文化やビジョン、ミッションと密接に関連しており、企業の行動指針や意思決定に大きな影響を与えます。
コアバリューが明確であることで、社員が同じ方向を向いて働くことができ、外部に対してもブレないメッセージを発信できるようになります。
例としてのコアバリュー
たとえば、ある企業のコアバリューが「顧客第一」であるとします。この場合、すべてのビジネス判断やサービス提供において、顧客のニーズや期待を最優先に考えることが求められます。
その結果、顧客満足度が向上し、ブランドロイヤリティが強化されるでしょう。このように、コアバリューは企業の成功に直結する重要な要素なのです。
<ブランドロイヤリティ>
顧客が特定のブランドに対して抱く愛着や信頼のことで、再購入や推奨を通じて表れます。高いブランドロイヤリティを持つ顧客は、他の選択肢に流れにくく、長期的な売上や企業の成長に寄与します。
コアバリューの見つけ方
コアバリューを見つけるプロセスは、一筋縄ではいかないこともありますが、以下のステップを参考にすることで明確にしていくことが可能です。
企業の歴史を振り返る
まずは、自社の歴史や創業の背景を振り返ってみましょう。どのような理念でスタートしたのか、過去に大切にしていた価値観は何かを考えることが、コアバリューを見つける手がかりになります。
また、過去の成功体験や失敗体験も含め、何が企業にとって重要であったかを見つめ直すことが重要です。
ステークホルダーの意見を集める
次に、社員やお客さま、取引先など、ステークホルダーの意見を収集しましょう。アンケートやインタビューを通じて、企業に対する期待や印象、価値観について意見を聞くことが重要です。 これにより、外部からの視点を取り入れ、自社がどのように見られているのかを把握できます。
競合他社と比較する
競合他社のコアバリューやブランドメッセージを調査し、比較することも役立ちます。自社の強みや独自性を見つけるために、競合と何が違うのか、どのような価値を提供しているのかを考えましょう。このプロセスを通じて、自社のコアバリューをより明確にすることができます。
自社のミッションとビジョンを確認する
企業のミッション(使命)やビジョン(将来の姿)とコアバリューは密接に関連しています。自社の目指す方向性や目標を確認し、それに沿った価値観を考えてみましょう。
コアバリューは、企業が成し遂げたいことと直接結びついているため、これを明確にすることで、より一貫性のあるブランディングが可能になります。
コアバリューを言語化する
最後に、これまでのプロセスで見つけた要素をもとに、コアバリューを言語化しましょう。短く、明確で、インパクトのある表現にすることが大切です。 言葉としてまとめることで、社員全員が共有しやすくなり、実際の行動に反映させやすくなります。
コアバリューを活かすためのポイント
コアバリューが明確になった後は、それをどのように活かしていくかが重要です。以下のポイントを意識することで、コアバリューを実際のビジネス活動に落とし込むことができます。
コミュニケーションの一貫性を保つ
社内外でのコミュニケーションにおいて、コアバリューを意識した表現を使うことが重要です。ブランドメッセージや広告、SNSでの発信において、コアバリューが反映された内容にすることで、一貫性が生まれ、顧客の信頼感を得ることができます。
社員教育に取り入れる
社員に対してコアバリューを浸透させるための教育や研修を実施しましょう。新入社員のオリエンテーションや定期的な研修を通じて、コアバリューの重要性を伝え、実践するための指針を提供します。社員が自分たちの行動にコアバリューを反映させることで、企業文化が強化されます。
意思決定の基準とする
ビジネスにおける意思決定において、コアバリューを基準として活用することが大切です。新しいプロジェクトやサービスを考える際に、コアバリューに沿っているかどうかを検討することで、一貫性を持った企業活動が実現します。
顧客との関係構築に活かす
コアバリューを基にした顧客との関係構築も重要です。顧客が求める価値や期待に応えることで、ブランドへの信頼が高まり、リピート率の向上につながります。また、顧客の声を取り入れながら、コアバリューを進化させていくことも大切です。
成果を評価する
コアバリューに基づいた行動や成果を評価する仕組みを整えましょう。定期的に評価を行い、コアバリューが実践されているかどうかを確認することで、改善点や課題を洗い出すことができます。この評価を通じて、さらなる成長を目指すことができるでしょう。
まとめ
コアバリューは企業の「軸」となり、ブランディングや成長に欠かせない要素です。
明確なコアバリューを持つことで、企業の一貫性が保たれ、顧客や社員との信頼関係が築かれます。
私たちは、コアバリューを見つけ、活かすことで、企業が真に求められる存在となると考えます。
まずは、自社の歴史や文化、ステークホルダーの意見を踏まえながら、コアバリューを見つけるプロセスを始めてみてはいかがでしょうか。
そして、そのコアバリューを通じて、ブランドの個性を際立たせることで、より強い競争力を持った企業へと成長していくことができるでしょう。