
会社の「らしさ」が伝わるカラーの選び方
ブランドを構築するうえで、「色」は非常に重要な要素です。
色は視覚的に最も強い印象を与えるため、適切なカラーを選ぶことで、お客さまにブランドの価値観や雰囲気を直感的に伝えることができます。
しかし、「会社のイメージに合った色ってどう選べばいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか?
今回は、会社の「らしさ」を表現するためのカラー選びのポイントについて解説します。
目次[非表示]
- 1.なぜカラー選びが重要なのか?
- 2.会社の「らしさ」を表現するカラーの選び方
- 2.1.ブランドの価値観やメッセージを明確にする
- 2.2.ターゲット層の心理を考慮する
- 2.3.競合との差別化を意識する
- 2.4.複数の色を組み合わせてバランスを取る
- 2.5.長期的に使えるかを考慮する
- 3.まとめ
なぜカラー選びが重要なのか?
色には心理的な効果があり、見る人の感情や行動に影響を与えます。また、ブランドの一貫性を保つうえでも、適切なカラーパレットを選ぶことは欠かせません。
例えば、赤は「情熱」や「エネルギー」、青は「信頼感」や「誠実さ」を表します。このように、色の持つイメージをうまく活用することで、ブランドのメッセージを視覚的に伝えやすくなります。
また、大手企業のブランドカラーには共通点があります。
・青(Facebook、IBM、トヨタ)→ 信頼感・誠実さ
・赤(Coca-Cola、YouTube、UNIQLO)→ 情熱・活発・エネルギー
・緑(スターバックス、LINE、Whole Foods)→ 自然・健康・安心感
・黄色(マクドナルド、IKEA、ニコン)→ 楽しさ・希望・陽気
このように、色はブランドのイメージを形成する強力なツールとなるのです。
会社の「らしさ」を表現するカラーの選び方
ブランドの価値観やメッセージを明確にする
まず、「会社が大切にしている価値観は何か?」を整理しましょう。
例えば、
・革新性や最先端技術をアピールしたい → クールな印象の青やモノクロカラー
・温かみや親しみやすさを重視したい → 柔らかいオレンジやパステル系の色
・エネルギッシュで若々しいイメージを作りたい → 鮮やかな赤やイエロー
このように、ブランドの方向性によって適した色は異なります。
ターゲット層の心理を考慮する
お客さまがどのような印象を求めているのかも、色選びの重要なポイントです。
・信頼や安心感を求める業種(銀行・保険・医療) → 青や白
・楽しさや活気を重視する業種(飲食・エンタメ) → 赤やオレンジ
・ナチュラルな印象を持たせたい業種(オーガニック・環境関連) → 緑やアースカラー
例えば、銀行や医療機関のロゴは、落ち着いた青や白を使うことが多いです。一方、ファストフード業界では、食欲を刺激する赤やオレンジが多く使われています。
競合との差別化を意識する
自社の業界でよく使われる色を把握し、あえて違うカラーを選ぶことで目立つこともできます。
例えば、多くのSNS(Facebook、Twitter、LinkedIn)は青系のカラーを採用していますが、Instagramは紫〜ピンクのグラデーションを使用することで独自性を打ち出しています。
「他社と似たような色にすると埋もれてしまうかも」と感じたら、業界のカラーパターンを調査し、少し違ったアクセントを加えるのも一つの方法です。
複数の色を組み合わせてバランスを取る
メインカラー1色だけでなく、サブカラーやアクセントカラーを組み合わせることで、より洗練された印象になります。
例:IT企業のカラーパレット
・メインカラー:ブルー(信頼感・誠実さ)
・サブカラー:グレー(洗練・落ち着き)
・アクセントカラー:オレンジ(革新性・エネルギー)
このように、複数の色を適切に組み合わせることで、より深みのあるブランドイメージを作ることができます。
長期的に使えるかを考慮する
一時的なトレンドに流されすぎず、長く使えるカラーを選ぶことも大切です。
例えば、派手なネオンカラーは一時的に目立つかもしれませんが、時代が変わると古く見える可能性があります。ブランドの成長に合わせて色を微調整するのは良いですが、根本的なブランドカラーが頻繁に変わると、お客さまに混乱を与えてしまいます。
そのため、流行に左右されにくいクラシックな色を基調にしながら、時代に合わせたアクセントを加えるのが理想的です。
まとめ
ブランドカラーは、会社の「らしさ」を伝え、お客さまに与える印象を決定づける重要な要素です。
・ブランドの価値観を明確にする
・ターゲット層に合った色を選ぶ
・競合との差別化を意識する
・サブカラーやアクセントカラーを組み合わせる
・長期的に使える色を選ぶ
私たちは、ブランドカラーを単なる装飾ではなく、「会社の想いを伝えるツール」と捉えています。
適切なカラーを選ぶことで、ブランドのメッセージをより強く、お客さまに届けられるでしょう。