
SNSでのブランドイメージ統一できてる?ブランディングチェックポイント
「SNSを始めたけど、なんとなく投稿しているだけ…」
「複数のアカウントで、トーンや見せ方がバラバラかも?」
そんなお悩みを感じている中小企業は少なくありません。
SNSは、企業の“顔”として見られる大切なメディア。
投稿内容や言葉の使い方、ビジュアルの印象まで、ブランドのイメージを左右する重要な接点です。
この記事では、SNSでブランドイメージを統一するためのチェックポイントと実践のコツをご紹介します。
目次[非表示]
- 1.なぜSNSでもブランディングが必要なのか?
- 2.SNSブランディングの基本チェックリスト
- 2.1.トーン&マナーは統一されているか?
- 2.2.投稿ビジュアルに統一感があるか?
- 2.3.ブランドの“らしさ”が伝わっているか?
- 2.4.アカウントごとの役割が整理されているか?
- 2.5.投稿の目的とテーマがブレていないか?
- 3.SNSブランディングを整えるコツ
- 3.1.ブランドトーンガイドをつくる
- 3.2.投稿テンプレートを用意する
- 3.3.世界観に合う写真・素材を選ぶ
- 3.4.投稿テーマを固定化する
- 4.まとめ:SNSも立派な「ブランド体験」のひとつ
なぜSNSでもブランディングが必要なのか?
・SNSは気軽なメディアだからこそ、ユーザーとの距離が近い
・ユーザーは「企業そのものの姿勢や価値観」をSNSから感じ取っている
・発信がバラバラだと、ブランドとしての信頼性が下がってしまう
つまり、SNSでも一貫したブランド体験が求められているのです。
SNSブランディングの基本チェックリスト
以下の項目を一つずつ確認してみましょう。バラつきやズレがある場合は、調整のタイミングかもしれません。
トーン&マナーは統一されているか?
・言葉づかい(ですます調/フランク/丁寧語)
・話しかけ方(距離感や人称の使い方)
・絵文字やハッシュタグの使い方
✅ 投稿者によって文体が変わっていないか確認しましょう
投稿ビジュアルに統一感があるか?
画像に使うフォントや色味はそろっているか?
・テンプレートのデザインはあるか?
・写真の雰囲気(明るい/無機質/ナチュラル など)は一貫しているか?
✅ 投稿を並べたときに「ブランドっぽさ」が感じられるかが重要です
ブランドの“らしさ”が伝わっているか?
・どんな価値観をもって発信しているか明確か?
・「何のためにこのSNSをやっているのか」をチームで共有しているか?
・単なるお知らせやキャンペーン情報だけになっていないか?
✅ 自社の「想い」「姿勢」「考え方」が感じられる投稿があるかチェック
アカウントごとの役割が整理されているか?
・Instagram/X(旧Twitter)/Facebook/TikTokなどで投稿内容がバラバラになっていないか?
・メディアごとにターゲットやトーンを調整しているか?
✅ 同じ内容を全媒体にコピペするのではなく、役割を明確に使い分けましょう
投稿の目的とテーマがブレていないか?
・投稿ごとの目的(知ってもらう/好きになってもらう/信頼してもらう)が明確か?
・定期的に発信するテーマ(ストーリー、制作秘話、お客さまの声など)を設けているか?
✅ 一貫したテーマがあると、見ている人にとって“信頼できるブランド”になります
SNSブランディングを整えるコツ
ブランドトーンガイドをつくる
言葉づかい・絵文字の使い方・投稿のテンションなどをまとめた社内用のトーンガイドを用意しましょう。投稿担当者が変わっても一貫性が保てます。
投稿テンプレートを用意する
アイキャッチやバナー画像、フィード投稿用テンプレートを整えておくと、見た目の統一感が高まります。ブランドカラーやロゴの使い方もルール化すると◎。
世界観に合う写真・素材を選ぶ
素材選びも“らしさ”の演出に重要です。ナチュラル系/スタイリッシュ/手づくり感 など、ブランドの雰囲気に合った素材をストックしましょう。
投稿テーマを固定化する
「毎週〇曜日はスタッフのこだわり紹介」「月初はストーリー投稿」など、投稿の型をつくっておくと運用がラクでブレにくくなります。
まとめ:SNSも立派な「ブランド体験」のひとつ
SNSは日々の投稿の積み重ねによって、ブランドの世界観や信頼感を育てる場所です。
・トーン、ビジュアル、言葉に一貫性があるか
・ブランドの想いが投稿ににじんでいるか
・それをチームで共有できているか
私たちは、SNSを単なる発信手段ではなく、ブランド価値を体験してもらう「場」としてデザインすることが大切だと考えています。
今一度、SNSの発信内容を見直してみませんか?
“バラバラ”から“ブランドらしさ”へ。
小さな整えが、信頼とファンづくりへの第一歩になります。